こちらは、日本のヴィンテージ屏風セットです。六曲一双(六面の屏風が二つ)で構成されており、全体で12枚のパネルがあります。各パネルのサイズは幅45cm × 高さ118.5cm X12です。
各面には、計18枚の繊細な絵が手描き・手彩色で描かれており、合計36枚もの美しい絵画が楽しめます。構図には物語性があり、筆致も非常に緻密で、プロの絵師による作品と考えられます。落款や署名は確認できませんが、随所に職人の高度な技術が感じられる逸品です。
また、絵の一部には本物の金箔が使用されており、上品な華やかさと深みのある輝きを放っています。
屏風のサイズや形状、使われている素材などから、幕末〜明治初期、あるいはそれ以前の18世紀後半のものと考えられます。これらの屏風は私の家族に代々伝わってきたもので、少なくとも100年以上にわたり受け継がれてきました。なお、私は美術の専門家ではありませんが、家族の記録や状態から、このように評価しています。
1970年の新聞紙に丁寧に包まれた状態で屋根裏に保管されており、それ以来50年以上開封されることなく保管されていました。保管場所は風通しの良い乾燥した環境であったため、湿気による損傷も見られません。現在の風合いやわずかな劣化は、長い年月を経た自然なものです。
経年による劣化や小さなキズ・擦れ等が見られますが、全体としては非常に良好なヴィンテージコンディションです。状態につきましては、掲載写真をご参照ください。追加の写真をご希望の場合やご質問などございましたら、お気軽にお問い合わせください。
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